いつもご覧頂きありがとうございます。
このコーナーは、はじめて外壁塗装を兵庫県でお考えの方に外壁塗装リフォームの情報を随時公開
しています。暖かくなってくると外壁塗装・屋根塗装リフォームをとお考えになられる方が毎年
多くなってきます。このブログをご覧のあなたもお考えになられているのではないでしょうか?
そこで一番に気になるのがやっぱりどれ位するものなのか?
金額が安くても手抜き工事をされるといやだし・・・でも高すぎても・・・
と思われている方も多いと思います。そこで外壁塗装リフォームの費用はどの様に成り立って見積が
できているのかを今日は解説していきます。
外壁塗装の費用の成り立ち
どんな商品にも価格という物がありますよね。その価格は、一体どうやって決まっているのか?
例えば、キャベツ一玉200円としましょう。このキャベツ一玉200円はどの様に決まっているのか?
キャベツ一玉に掛かる材料費と人件費から価格は決まっていると思います。
外壁塗装もこのキャベツ一玉と同じことで『材料費』と『人件費』から外壁塗装に掛かる費用が決まって
きます。『材料費』は、使用する塗料のランク・使用する缶数・窓などを養生する材料・刷毛などの
消耗品・足場のリース代など塗り替えに掛かる材料全ての費用の事をさし、
『人件費』は、塗り替えリフォームの作業に掛かる全ての人の手間賃の事をさします。
外壁塗装の費用は、『材料費』『人件費』の二つから成り立ってお見積もり金額が出てきます。
あなたのお家の外壁塗装適正費用を知る方法
外壁塗装の費用は『材料費』と『人件費』から成り立っていることをご説明させて頂きましたが
ではどの様にして適正価格を知ればいいのか?
まず、『材料費』ですが一番肝心な塗料は、使用する塗料のランクによって単価が変わってきます。
例えば車でいうと軽自動車を買うのと高級自動車を買うのとでは費用が違ってきますよね。
塗料もこれと同じことです。一般的に現在塗り替えで使用されている『シリコン塗料』と
何かしらの機能性が付いている『機能性塗料』(高級塗料)では単価が違ってきます。
また同じシリコン塗料でもランクが分かれていて単価が変わりますし塗料の耐久年数にもよって
単価が変わってきます。ここが塗料の少しややこしい所でもあります。(塗料の種類や特徴一覧)
ですがどの塗料にも1缶当たり塗り替えれる量が決まっています。
例えば100㎡の外壁を塗る場合、シリコン塗料だと
下塗りに使用する塗料は、プライマーやサーフと言われておりこの下塗り塗料の1缶当たりの
塗り替えれる量は、約115~150㎡です。
また中塗り・上塗りに使用する塗料は、1缶当たり約45~64㎡です。
この事から100㎡の外壁を塗る為には、
下塗り塗料1缶 中塗り・上塗り塗料4缶必要となってきます。(但し、外壁の状態で変わってきます)
(※64㎡計算)
塗料で使用する缶数は合計5缶必要になってきますがお家には樋や雨戸などもありこの部分も塗り替えを
行うのが塗装工事です。この事を付帯塗装といいます。この付帯塗装で使用する塗料も必要になって
きますが1~2缶くらいです。
また塗り替えを行うにあたり刷毛やローラー・床などを養生する材料・足場のリース代などの消耗品
といわれる材料も掛かってきます。
塗料の1缶当たりは1~1.6万円ほどですのであなたのお家の外壁を塗り替えるにあたり
必要な缶数とおよその材料費がわかります。
次に『人件費』は塗り替え工事の最初から最後まで掛かってくる人の対価です。
塗装工事の場合およそ20人位掛かってきます、そして現場を監理する人や成果報酬も含まれる為
監理する人(成果報酬)を入れるとおよそ36人位の人があなたのお家の外壁塗装に関わってきます。
一人当たり2.5万円で計算すると90万円ほどの人件費が必要になってきます。
この事から外壁100㎡を塗り替えるのに必要な費用は、
材料費約45万円ほど+人件費約90万円ほど=約135万円ほどが適切に工事を行うために
必要になってきます。但し、会社等が努力をして実際は、お見積もりをご提出するのですがその分は
今は考慮していませんので・・・。
(※ご参考までに業者努力をした場合、30坪(屋根80㎡外壁160㎡位2階建てシリコン塗料で
塗り替えた場合、適切な工事金額は、120~140万円位の間が適切な工事金額です。)
適切に塗り替えをするには適切な工事金額がこれである程度の目安ができると思います。
外壁塗装の費用を安くするにも限界がある
お家の塗り替え費用をできれば安くしたいと考えられる事は当然だと思います。
ですが安くするにも先ほど、上記でご説明させて頂いた通り外壁塗装は『材料費』と『人件費』から
成り立っています。安くするには、どちらかを削らなくてはいけません。
材料費を削ったとしてもそれほど差はでません。せいぜい1~5万円くらいです。
また会社の利益を下げる業者はいないので
となるとあとは、どこを削るかとなると『人件費』を削るしかありません。
『人件費』を削る方法として
・工程を省く(一番多い方法)
・素人やアルバイトなどが塗る(経験が浅いや全くない)
『人件費』を削るにはこの二点しか方法はありません。
こうなってくるともう到底適切な塗り替え工事とは、いえません。
金額が安いという事は、安いなりの理由があります。安いには上記の理由がある可能性が高い為、
安いという理由がご理解頂けたのではないでしょうか。
もちろん高いにも理由があるので・・・
まとめ
今回、解説させて頂きましたことは、自社施工・職人直営・下請け・大手等、会社の規模や形態等は
一切関係ありません。自社施工・職人直営だと安いと思われている方も多くおられますが
どんな会社の形態であっても会社としての利益がそこには必要になってきます。
会社として活動している以上、利益を作らなくてはいけません。
利益を作る為に職人さんに不当な金額で発注している業者も多くあります。
不当な金額で発注するばその金額の浮いた分が利益になるため安い金額になっている場合もあります。
そうなると適切な工事はできなくなってしまうので何かしらを省いてしまいます。
そんな事が起こらない様にするには、適切な工事を行うために必ず適切な金額があることを
しり適切な金額の目安をしりましょう。