いつもご覧頂きありがとうございます。兵庫県宝塚市・西宮市・川西市周辺ではじめて外壁塗装を
検討されておられる方に外壁や屋根塗装リフォームの事について解説しています。
最近の住宅事情で多いのは、中古の戸建て住宅などを購入し自分たちの好きな空間にリフォームを
とお考えになられている方が多くなっています。リノベーションと言われている新しい住まいの形ですが
皆さん、室内の空間に目が行きがちになってしまい外部の事は後回しになっておられる方が多い為
今日は、中古住宅を購入された場合の外装について解説していきます。
中古住宅の外壁塗装は一度もお手入れされていない場合が多い
市場に出回っている戸建てなどの中古住宅で今一番多いのが築年数が20~40年位の物件が多いです。
それ以上の築年数の物件も多くありますがその際に注意して頂きたいのが
『外壁や屋根のメンテナンス状況』です。
自分たちの理想や好きなスタイルを実現する為に物件費用と室内のリフォーム費用に目がいきがちですが
物件選びの際には外装部分にも注意をしてください。
中古住宅のほとんどがそのままの状態で販売されています。その為、外部のメンテナンスがほとんど
されていないケースがほとんどです。
このお家が気にいって購入し内部のリノベーション費用もでたしあとは工事が完了するだけと思っていても
工事途中で雨漏りが発生していた!外壁にひびが・・・外壁の色褪せが目立って・・・コケが・・・・
そうみなさん、内部の間取り状況や設備機器ばかりに目がいってしまい外部の状態を全く確認していなかった
という方が中古住宅を購入しリノベーションをとお考えの方に多くおられるのが現状です。
せっかく自分たちの好きなモダンスタイルやカフェスタイル・ビンテージスタイル・北欧スタイルなど
お気に入りのスタイルに室内をリノベーションしたとしても
雨漏りがすぐに発生・・・
外壁の色褪せが目立って・・・
屋根が傷んでしまっている・・・
など室内をリノベーションできれいにしても外部からの影響で修繕をしないといけなくなってしまうという
事が住んでから起こってきます。その為、お気に入りの物件を内覧する際には、そのお家の内部の状況は
もちろんですが忘れずに外装の状況確認もしっかりと行いましょう。
中古住宅の外壁塗装を簡単に確認する方法とは?
お気に入りの中古住宅物件を内覧する場合、おそらく不動産屋さんを通してご一緒に内覧されると思います。
その際に、室内の間取りや状況を確認した後に外に回って外壁の状態・屋根の状態を必ず確認してくださいね。
その際に、外装のメンテナンスがされているのかされていないのかを簡単に確認する方法があります。
1・外壁を手で触ってください
外壁の塗り替えが行われているのかを判断する為に外壁を手で触ってみると判断できます。
手で外壁を触って白い粉や外壁の色が付く場合、外壁の塗り替えがされておらず近々に外壁の塗り替えが
必要になってしまうという状態です。この状態だと近いうちにメンテナンスをしなければならずまた費用が
掛かってきてしまいますので室内のリノベーションをされる際には外壁の塗り替え費用もしっかりと確認
する必要性があります。
2・外壁にひび割れや膨れ・塗膜の剥がれなどの劣化があるかを確認してください
外壁のひび割れはいつまでもほっておくと雨漏りの原因になってしまう場合のある箇所です。
また、外壁が膨れている場合は、湿気影響で水が塗膜と外壁の間に入ってしまっている場合や特に多いのが
窓などのサッシ廻りに膨れがある場合は、雨の日にサッシ廻りから水が浸入してしまっているケースが
築年数が古いと多くあるので目視で確認してください。
3・ベランダ床の状態と配置場所の確認
ベランダの床は、雨が室内に侵入しない様に防水処理をされています。
しかし築年数が古い物件の場合、お手入れがほとんどされていないケースが多くその為、雨漏りの原因に
なってしまったりします。また特に注意をして頂きたいのがお部屋の室内の上にベランダがある場合は、
防水機能が低下した状態でほっておくと室内の天井や壁などに雨漏りが発生しせっかくリノベーションを
しても修繕をまたしなくてはいけなくなってしまい費用がまた掛かってきてしまいます。
そうならない為にまずは、物件の内覧の時にベランダ床の状態と配置場所の確認を行いましょう。
確認をする場合は、
・ベランダの床の色が薄くなっていないか?
・部屋の上にベランダがあるかないか?
まずは目視で確認してください。それでもちょっと不安・状態がわからない場合は専門家の方に
みてもらいましょう。
4・屋根の劣化状況の確認も
屋根は、瓦やカラーベストなどの素材を使用されて屋根が出来ています。
中古住宅の場合は、この屋根の状態をしっかりと確認する必要性があります。
全く塗り替えや葺き替えなどのメンテナンスがされていないと
・屋根材自体の耐久性が限界を過ぎている
・瓦が割れている
・しっくい部分が剥がれてしまっている
などが原因で雨漏りなどが起こっている場合があります。
また複数回の塗り替えが屋根にされている場合などは塗り替えでは無理な場合もあり葺き替えしないと
いけないなども発生します。その為、室内のリノベーションをせっかくしてもまた費用が発生して
しまうという事が起こらない様に内覧の時に確認する必要性があります。
屋根の状態確認するには登って確認しないといけませんが危ないのでこの部分だけは専門家の
方に確認してもらいましょう。
5・雨樋などの状態も確認を
中古住宅物件によくある状態で見落としがちなのが軒樋や縦樋の破損がよくあります。
天気のいい日にちに内覧をする場合が多く雨の日の状態を確認できず・・・いざ物件を購入しリノベーションを
と思っていても雨の日に樋から雨が漏れている・・・といった事が起こっている場合があります。
高い所で破損している場合は足場などがいる場合もあるのでその分費用が余計に掛かってきてしまいます。
そうならない為にも軒樋や縦樋なども確認しましょう。
まとめ
中古住宅物件を購入し室内を自分たちの好みのスタイルにリノベーションをと考えている場合、
リノベーション会社さんや不動産屋さんは内部の状況しかあまり触れてくれません。
その為、外部の事まで目が届かず、購入してから初めて分かったとしても費用が余計に掛かって
きてしまう場合があります。中古物件を購入する場合は、室内の事に目が行きがちになってしまいますが
外装部分も購入前にしっかりとチェックをしないと室内の費用はみていても外部の修繕費まで
みていなく費用が掛かってきてしまったという事にならない様にしましょう。
中古住宅物件は特に築年数が古い物件が多いので外部が傷んでいる場合が多くありますので
室内ばかりに気をとられずしっかりと外部も購入前にチェックをしましょう。