モニエル瓦を塗装する際の3つの注意点と特徴を解説

 

最近お洒落な洋瓦の屋根のお家が多くなってきています。その中でモニエル瓦という屋根材がありお洒落な屋根材の正体がこのモニエル瓦です。モニエル瓦は乾式コンクリート瓦とも呼ばれお洒落デザインで災害にも強いという長所があり大変優れた屋根材ですがこのモニエル瓦もメンテナンスをしないと最大限の効果を発揮する事ができなくなってしまいます。そこで今日はモニエル瓦の塗装メンテナンス時に注意する事などを解説していきます。

モニエル瓦って何?

モニエル瓦は乾式コンクリート瓦とも呼ばれていてセメント瓦の一種です。セメントと砂を混ぜて作られた洋瓦のため塗装をしないと防水機能が無くなってしまい屋根材の役割を発揮できなくなってしまいます。

モニエル瓦には、着色スラリーというセメントの着色剤が塗られておりその上をクリアー塗料で覆って完成させます。施工性が良く、豪雨や強風にも耐える防水性や断熱性や耐震性にも優れているだけでなく、デザインにも多様性がある大変有能な屋根材です。

しかしモニエル瓦の塗装メンテナンスは先ほどの着色スラリーという着色剤が塗ってあることで洋瓦の表面にスラリー層という層ができてしまい塗り替えメンテナンスをする際にはこのスラリー層を取り省く必要性が出てきます。もしこのスラリー層を取り省かないで塗装を行うと塗膜の剥げや浮きなどの症状が出てくるため屋根材の中でも細心の注意をしながら塗り替えを行わないといけない屋根材になってきます。

モニエル瓦の劣化症状

モニエル瓦も塗り替えメンテナンスが必要ですが築10年ぐらいからモニエル瓦を塗り替える事を検討してあげましょう。塗り替え時期に来ているかを判断するには以下の様な症状がモニエル瓦に現れていると塗装時期にきています。

色あせ

モニエル瓦の表面にあるスラリー層が弱って色褪あせ・くすみなどが築10年位すると発生してきます。スラリー層が弱る原因は紫外線や雨風の長年の蓄積によってスラリー層が弱ってきます。

コケ、カビの繁殖

モニエル瓦の表面にコケ・カビが付着をします。モニエル瓦に水分を含んだ状態になると、カビやコケの胞子が根付いてしまいモニエル瓦の防水機能が切れている証拠です。カビ、コケはモニエル瓦の内部に根っこを張っていくため、モニエル瓦の成分であるセメント自体をもろくし繁殖するとひび割れやすくなり、耐久性も落ちますので、塗り替えを検討しましょう。

ひび割れ

モニエル瓦は層が厚いですが経年劣化等でひび割れも発生する可能性があります。モニエル瓦の主成分であるセメントは水分を含むと膨張し乾燥すると収縮するという特徴があり築10年ぐらいするとスラリー層が弱り負荷が掛かってくるために発生する可能性があります。

モニエル瓦を塗装する際の注意点

モニエル瓦を塗装する際にはモニエル瓦の特徴に注意して塗り替えを行わないと塗膜が浮いてきたや塗膜が剥げてきたなどの施工不良が発生しまうのでポイントを抑えて塗り替えを行いましょう。

高圧洗浄で表面スラリー層をしっかり除去

モニエル瓦の特徴である表面スラリー層が残っているとせっかく綺麗に塗り替えを行っても劣化した残っている表面スラリー層と一緒に塗膜が剥げてきます。そのためしっかりと高圧洗浄をして劣化した表面スラリー層を除去する事が必要です

モニエル瓦専用塗料で塗り替えを!

モニエル瓦を塗装する際にはモニエル瓦専用塗料で塗り替えを行わなければいけません。モニエル瓦専用塗料は様々な塗料メーカーさんから出ています。カラーベストと言われる屋根材と同様の3回塗りの塗料と2回塗りの塗料がそれぞれありメーカーさんのカタログで確認する事ができます。

この様に塗料メーカーさんのカタログにモニエル瓦で使用できる塗料名や規定されている塗り替え回数などが記入されているのでカタログを確認してモニエル瓦専用塗料かを確認しましょう。

築10~15年位で塗装メンテナンスを

モニエル瓦は経年劣化で表面の着色されている表面スラリー層が築10年ぐらいで劣化してきます。劣化してくるとモニエル瓦は主成分がセメントで出来ている為に水分を吸い込みひび割れやまた色あせ・コケの付着などの症状が出てきます。この様な症状をいつまでもほっておくとお家の骨組みである重要な柱・梁などにまで水分が浸入し骨組みを傷めてしまいます。そうなると塗装メンテナンス費用よりもはるかに費用が掛かってきてしまいます。

またモニエル瓦は傷んだ部分だけ交換する事ができません。現在モニエル瓦は廃盤になっているためなかなか手に入らない場合があります。数枚だけ補修や差し替えする費用で済んでいたものが手に入らないので屋根を新しく葺き替えるしかないとなると大工事になり費用も掛かってきてしまいます。余計な出費を出さないでお洒落な屋根材を長く持たせるためには築10年位で塗装メンテナンスをしてあげる事がおすすめです。

まとめ

モニエル瓦を塗装メンテナンスする際にはモニエル瓦専用塗料で塗り替えを行いモニエル瓦の最大の特徴である表面着色スラリー層はしっかりと除去してあげる必要性があります。劣化した表面着色スラリー層が残ったまま塗り替えを行うと塗膜の剥がれなどが起こってきます。

またモニエル瓦は現在では廃盤になっていますので数枚だけの交換が難しくせっかくお洒落な屋根が葺き替えるしか方法がなくお家の雰囲気が変わってしまった・・となってしまわない様に築10年ぐらいで塗装メンテナンスを行う様にしましょう。そうする事でいつまでもお洒落なモニエル瓦のお家を長く住み続ける事がでる秘訣です。


otoiawa%ef%bc%94