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さてこのコーナーは兵庫県宝塚市・三田市・西宮市・川西市周辺でお家の外壁塗装を検討されている方に知っているとためになる情報を随時公開しています。
さて今日は、ジョリパットやベルアートなどで波型や扇型などのパターンを付けた外壁の仕上げ方法があります。このジョリパットやベルアートなどの外壁の仕上げ方法の中に最近多くなってきている『外壁大壁工法』という方法があります。この方法で外壁を作っていると縦にひび割れの様な線が入る場合があります。ひびが入ると原因と補修方法について解説しています。
目次
外壁大壁工法とは?
従来の外壁の種類は、モルタル(セメント)を塗る外壁とサイディングなどのパネルを貼る外壁の
どちらかでしたが最近、ハウスメーカーさんなどで多くみられる外壁がこの『大壁工法』という外壁です。
どの様な外壁かといいいますと工期や費用を削減し尚且つサイディングなどのパネル外壁では
なくモルタル(セメント)外壁の素朴で落ち着いたデザインもまた根強い人気があり、その様な方に
お応えする為にモルタル外壁ではなくサイディングを下地にしその上にジョリパットやベルアートを塗った外壁の事をいいます。
ジョリパットなどで波型や扇型のパターンがついて一見モルタル外壁の様にみえますが等間隔で縦に線が入ってみえる外壁の場合は、サイディングを下地にした外壁大壁工法の可能性が高いです。
大壁工法のひび割れはなぜ起こるの?
この『大壁工法』は、サイディングを下地にしている場合が多くサイディングとサイディングの継ぎ目に
サイディングなどのパネル独特の素材であるコーキングがあります。もちろんこの大壁工法にもあります。
このコーキング部分は、建物の揺れに対して対応する為に伸縮性のあるゴム状で出来ています。
このコーキング部分を上からジョリパットやベルアートなどの塗り材で塞いでしまっているために揺れなどでコーキングに口の開きなどが起こりジョリパットで塗った表面に縦線のひび割れが入ってしまいます。
実際にこれまでご相談を頂いた方のお家もその様な外壁になっているお家がありました。
補修方法はあるのですがクラックが入ってしまった部分だけを補修するとその部分だけが目立って
きてしまいまた補修をしたからもう永久的にクラックが入らないかというとそうではありません。
またいずれコーキング部分が劣化しクラックが表面に出てきてしまいます。
表面に出てきたクラック部分を永遠にほっておいてもいいという訳ではないのでお家を塗り替える
際に一緒にメンテナンスをしていってあげるとお家も長持ちしますしその為には必要なメンテナンスです。
お家が『南欧風』や(プロヴァンス風)の方、一度お家の外壁廻りをチェックしてみるといいですよ。
もしクラックが入っていて塗り替えの時期にきているならご一緒にメンテナンスをしてあげると
いいですよ。本日もご覧頂きありがとうございました。
はじめて外壁塗装をお考えの方へ、正しい情報をまずは学びましょう

吉村隆正(よしむらたかまさ)
1976年生まれ 兵庫県芦屋市出身 高校卒業後建築専門学校を経て元事務所勤務後、弟と二人で独立。現在までにお家のリフォームや外壁塗装などを多数アドバイス・監理等を行い地域の方が安心して外壁塗装を行ってほしいという願いからネットで正しい情報を発信している