宝塚市で外壁塗装・屋根塗装を検討する時にまずは業者さん選びから始まります。どの業者さんがいいのか・・・何を基準で選べばいいのか・・・まったくわからないというお声をよくお聞きします。
安心してお任せできる判断基準は口コミが多くあるから、施工実績が豊富だからなどそれぞれの方によって違ってきますが専門家にお願いするという大前提はみなさんご一緒ではないでしょうか?ではその【専門家】というのは何をもって専門家でしょうか?外壁塗装だから外壁塗装の専門家にと思われると思います。
築10年ぐらいすると外壁塗装の時期といわれていますがそれくらいの時期になると外壁の塗膜だけが劣化してきているわけではありません。外壁のひび割れ・コーキングの欠落・開きなどの劣化症状が発生しているケースが多くありただ修繕すればいいというわけではありません。
劣化症状が起こってくるには必ず原因があり原因がわからないまま塗装工事を行っても全く意味のない事になってしまいます。原因を追究するにはお家の作り方がわかっていないと追究する事はできません。
この事を踏まえた上で我が家の外壁塗装は【お家の作りがわかっている業者さん】と【お家の作りがあまりわかっていない業者さん】どちらの業者さんに我が家の大切なお家の外壁塗装をお願いしようと思われますか?
ここでまた一つ問題が出てきます。【お家の作りがわかっている業者さん】に我が家の外壁塗装はお願いしたいけどどうやって判断すればいいのか?わからないとなってしまいます。【お家の作りがわかっている業者さん】を判断できるポイントをご紹介していますのでご参考にしてみてください。
見積書を確認すればわかります!!
まず、ネットなどで外壁塗装業者さんを探すことが最近では増えてきています。ホームページなどをみたりしここの業者さんにと思い連絡をすると見積書を作成するにあたり現在のお家の外壁などの状態や実測をする初回の現場調査をどの業者さんも行います。そのデーターを元に後日、お見積書の説明にお伺いさせて頂くわけですが見積書の中で屋根塗装と外壁塗装にどんな塗料が使用されているか明記されていますがこの使用する塗料をみればお家の作りがわかっているかを判断する事ができます。
ではどうやって見積書だけでお家の作りがわかっている業者さんなのか判断できるのかといいますとお家の作りにもよりますが一般的な住宅の場合、「遮熱系の塗料での塗り替えをご提案しない」お家の作りが分かっている業者さんならまず遮熱系の塗料を提案する事はありません。
遮熱系の塗料をご提案するすることがないのか?それはお家の作りがわかればわかります。
お家に屋根と2階の天井の間には空間があります。この事を屋根裏ともいいます。また2階の天井の上には断熱材という熱を遮断する材料が設置されています。グラスウールやスタイロフォームといわれる断熱材料ですが厚みが16mm・20mm・25mmなど厚みがあります。これらの断熱材が天井いっぱいに敷き詰められています。そして2階の天井と屋根との間には空間があります。
この断熱材と空間がある限り屋根に遮熱系の塗料を塗ってもそれほど効果が得れないのです。屋根に塗る遮熱系の塗料の厚みはわずか1~2mm程度の厚みです。一方断熱材は16mm・20mm・25mmなど厚みがあります。わずか数ミリの塗料を屋根に塗って効果が得れるなら最初から断熱材など設置せずに天井裏など遮熱塗料を塗った方が効果も得れますし費用も断熱材を設置するよりも安価です。ですがそうしないのは断熱効果が得れない事がわかっているからです。屋根の事についてお話しさせて頂きましたが外壁も同様です。
夏場、室内が暑くなる原因と大きな勘違い
近年、夏場の暑さは異常なほど暑くなってきています。そのため室内が暑くて少しでも涼しくまた光熱費も抑えたいという方が多くなっています。夏場の室内が暑くなる原因は外の気温が高くて屋根や外壁が暖められて室内が暑くなると考えてしまいますが大きな勘違いです。
たしかに夏場の外気温で屋根や外壁が暖められて室内が暑くなる原因もありますが一番の原因は窓からの直射日光の影響が一番の原因です。
冬場、窓付近は直射日光が入り暖かくなりますよね。夏場も同じ窓付近から直射日光が室内に入り室内を暖め暑くなってしまいます。夏場の室内が暑くなる一番の原因は実は窓からの直射日光が原因です。
その他にも判断できるポイントがありますが上記の事が一番簡単に判断できるポイントです。
外壁塗装は最低限お家の作りがわかっている業者に
外壁塗装は、10年に一度くらいのお家のメンテナンスです。そう何回もする住まいのメンテナンスではありません。外壁の塗料だけが劣化しているケースは少なくひび割れやコーキング劣化・雨樋のズレ・雨漏り等その他の部分も劣化しているケースが多いです。約10年の間に外部に面している部分は劣化してきています。最低でも次の塗り替えの時まで異状なく安心できる修繕を行うには原因を追究しどの様に修繕を行なえば最善なのかを判断するにはお家の作りがわかっていないと判断する事ができません。
外壁塗装という住まいのメンテナンスは、外壁の塗料を塗り替えて防水機能を修繕するだけではなく約10年の間に劣化症状がみられる箇所の原因を追究し最善の方法で修繕する事も含んでの外壁塗装です。
劣化症状が起こる原因はお家の作り・立地・環境など様々な要因が絡んでいるのが原因ですが立地・環境は廻りを見渡せばわかりますがお家の作りは理解していないと難しいです。
外壁塗装は費用も高額で慎重になられると思います。外壁塗装を行っている業者さんはたくさんあります。その中で安心してお任せできる業者さんに我が家の外壁塗装はお願いしたいと誰もが想う事です。
人それぞれ安心してお任せできる基準は違って当然です。口コミが多いから・施工実績が多いから、お値段が安価だからなど基準は違います。ですが大切な我が家のメンテナンスを安心してお任せするには最低限、【お家の作りがわかっている業者さん】にお願いしてください。今回、ご紹介させて頂きました内容がこれから我が家の外壁塗装を検討されている方のご参考になれば幸いです。安心してお任せできる業者さんに出逢われる事を心からお祈りしております。
吉村建築設計では宝塚市周辺で外壁塗装や住まいのお悩み事などについて無料相談等、随時受付致しておりますのでお気軽にお問合せください。