外壁塗装で失敗・後悔しないためには、「塗る前の診断」が最も重要です。
建築設計事務所として、毎日現場を見ている立場からお伝えしますが、塗装工事の成否は「診断」で9割決まると言っても過言ではありません。
この記事では、宝塚市を中心に外壁塗装をご検討中の方へ、建物診断の重要性と、信頼できる業者の選び方をわかりやすく解説します。
目次
なぜ「診断」が重要なのか?外壁塗装のよくある後悔とは

外壁塗装でよくある後悔は以下の通りです
- 施工後すぐに剥がれてきた
- 見積もりがざっくりしすぎて不安
- 劣化の原因を特定せず、ただ塗っただけ
- 塗装の必要がない箇所も費用に含まれていた
これらの多くは、「診断不足」または「誤診断」が原因です。
実は、塗ることよりも「劣化の原因を正しく見抜く」ことの方がずっと難しく、専門性が求められます。
一般的な塗装業者の診断はここが不十分

多くの塗装業者が行う診断は、見た目のヒビ割れや色あせをチェックする程度です。
しかし、それだけでは以下のようなリスクがあります
- ヒビの“中”まで浸水が進行している可能性を見逃す
- 下地の構造材(モルタル・木部)の劣化を見逃す
- 塗装しても数年で再発する“根本原因”に対応できない
建築設計事務所の診断は「塗装のため」ではなく「建物を守るため」

建築設計事務所が診断する場合、見ているのは「塗装すべきか」ではありません。
建物の構造・劣化の原因・通気や防水設計まで考慮した診断を行います。
建築設計事務所が外壁診断で診ているポイント
クラックの幅・深さと内部への影響
軒裏・ベランダなど見落としやすい部位の劣化
防水層や雨仕舞の劣化状況
下地材(ラス網やモルタル)の損傷
劣化の「原因」と「進行度」
後悔しないための外壁塗装業者の選び方【5つのチェックポイント】

- 建物診断を誰が行うか確認(営業ではなく建築士・専門家か)
- 劣化の「原因」まで説明してくれるか
- 写真や図で現状を具体的に示してくれるか
- 適切なメンテナンス周期や不要な施工は正直に教えてくれるか
- 見積書に「塗るための補修内容」が含まれているかリスト
まとめ|“診断9割”の本当の意味とは
外壁塗装は、「どの塗料を使うか」よりも、なぜそこが劣化したのかを見極める力が大切です。
塗る前の診断に力を入れている会社こそ、建物を10年、20年守る提案ができる会社です。
「どんな工事をするか」ではなく、「なぜその工事が必要なのか」を説明できるか、ぜひ見極めてください。
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