外壁塗装は基本工程として3回塗りが適切な工程となっております。お見積もりを外壁塗装業者から取った時に明細書に下塗り・中塗り・上塗りと記載されているのですが今日は外壁塗装の下塗りの重要性について解説していきます。
外壁塗装に使用される下塗り塗料について
外壁塗装に使用される下塗り塗料には2種類の下塗り塗料があります。この2種類の下塗り塗料はお家の外壁材によって使う塗料が変わってきます。
サイディングなどのボード系外壁材によく使用される外壁下塗り塗料はプライマーと言われる下塗り塗料を使用することが多くまたセメントなどで外壁を作っているモルタル外壁と言われる外壁の場合などはサーフと言われる下塗り塗料を使用する事が多くあります。
外壁塗装の下塗り塗料のプライマーは色が透明で乾燥してしまうと少しわかりにくくなってしまいますが元の外壁色が若干濃くなるので下塗りを行ったかを判断する事ができます。またサーフと言われる外壁下塗り塗料は色が白色ですので下塗りを行ったかを簡単に判断する事ができます。
外壁塗装の下塗りの重要性
外壁塗装をする際に下塗り・中塗り・上塗りとありますが基本的に中塗り・上塗りに使用する塗料と下塗りに使用する塗料は違います。
中塗りと上塗りに使用する塗料はシリコン塗料だったりラジカルシリコン塗料などと言われる塗料を使用して塗り替えを行いますが下塗りに使用される塗料は下塗り専用の塗料を使用して下塗りを行います。
下塗りを行う目的は中塗り・上塗りに使用する塗料の密着性を高めるために下塗りを行うのが目的で簡単に言うと接着剤みたいな役割をもっています。
この下塗りを省いてしまうといくら丁寧に中塗り・上塗りを行っても外壁との密着性が悪いため中塗り・上塗りの塗料が剥がれてきてしまいます。そうならないためにはこの下塗りをしっかりと丁寧に行う事が外壁塗装では重要になってくるわけです。
まとめ
外壁塗装を行う場合、たくさんの工程がありどの工程も重要ですがその中でも外壁塗装の基本工程である下塗りを行う重要性となぜ下塗りを行うのか?それは中塗りと上塗りに使用する塗料の密着性を高めるために行うとても重要な工程です。我が家の外壁塗装を行う際には中塗りや上塗りの塗料の事だけ気にかけるのではなく下塗りに使用される塗料の事も気にするようにしましょう。