はじめに:外壁塗装の相見積りより前に知ってほしいこと
川西市で外壁塗装を検討されてる方の中にも「外壁塗装は3社以上から相見積りを取るのが常識」
…そう思っていませんか?
もちろん、費用や内容を比較することは大切です。しかし本当に“後悔しない外壁塗装”をしたいなら、その前にチェックすべき大切なステップがあります。
それが「劣化診断」です。

このブログでは、外壁塗装を検討する際に多くの方が見落としがちな「診断」の重要性について、建築の専門家の視点からわかりやすく解説します。
見積りを取る前にぜひ読んでください。
外壁塗装はなぜ「診断」から始めるべきか?
外壁塗装は見た目をキレイにするためだけの工事ではありません。
雨漏りや外壁の劣化を食い止め、住まいを守る大切なメンテナンスです。

しかし、塗る前にどこが傷んでいるかを正確に把握できていないと、どんなに良い塗料を使っても数年で不具合が出てしまうこともあります。
そのため、塗装前に建物の状態をしっかり診断することがとても重要なのです。
特に築15年以上の住宅では、目に見えない下地の傷みや構造の問題が隠れていることも少なくありません。

診断をせずに見積りを取ると起こる3つのリスク
診断をせずに相見積りを取ると、以下のようなリスクがあります

リスク①:本来必要な補修がされない
業者によっては表面しか見ていないため、内部の腐食や雨漏りの兆候を見落とすことがあります。
リスク②:価格の比較が意味をなさない
診断なしで出された見積りは、補修内容も曖昧。金額だけ比較して安い方を選ぶと、施工後に追加費用がかかるケースも。
リスク③:工事の持ちが悪くなる
劣化原因に合った施工をしていないと、5年も経たないうちに再塗装が必要になることも。
正しい診断とは?“見るだけ”業者との違い

診断といっても、ただ外からパッと見て「色あせてますね」と言うだけでは意味がありません。
正しい診断では、以下のようなチェック項目を押さえる必要があります
- 外壁のひび割れやチョーキング(白い粉)現象
- 下地の腐食・浮き・反りの有無
- サッシや屋根との接合部からの雨水侵入
- 築年数に応じた構造上のリスク
- 日当たりや風通しによる劣化の差リスト



このように、建物全体の状態を総合的に判断するスキルが求められるのです。
外壁塗装の相見積りのタイミングは診断後

相見積りを取ること自体は決して悪いことではありません。
ただし、診断の前に価格だけで比較してしまうと、正確な判断ができません。
診断を受けたあと、その内容に基づいた正確な見積りを複数取り、内容を比較する。
これが、後悔しない外壁塗装の正しい順番です。
国交省登録の建築設計事務所の外壁診断が選ばれる理由
私たち、吉村建築設計では、外壁塗装前の診断を建築士監修のもと代表が担当しています。

建築士は構造・雨仕舞い・外壁材の特性を熟知しており、
「どこが傷んでいるか」ではなく「なぜ傷んだか」まで診断できます。
「ただの塗装」ではなく、建物の寿命を延ばすための工事を行うには、塗装ではなく“建物のプロ”が必要なのです。
【まとめ】まずは「診断」から始めよう
- ✅ 見積りの前に、まずは建物の状態を把握する
- ✅ 見るだけの“無料点検”ではなく、建築士による根拠ある診断を
- ✅ 本当に必要な工事かどうかを、正しく判断する材料に
- ✅ 診断結果をもとに、比較と選定を
外壁塗装で後悔しないためには、「塗る前の診断」が9割です。
川西市・宝塚市・西宮市で外壁塗装をご検討中の方へ
私たち吉村建築設計では、国交省登録の建築士事務所として、無料で建物診断を行っています。
そのうえで、最適なプランをご提案しますので、相見積りをご検討中の方もお気軽にご相談ください。



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