弟と二人で父から独立し紆余曲折ありました。少し私の経歴について書かして頂きます。お時間がもしありましたら読んでいただけると幸いです。
手に職をつけたい!
1976年7月22日生まれで小さい時は野球に明け暮れていました。月日は流れ中学生3年生になると高校受験が控えていました。大学や専門学校にもともと進学するつもりもなかったので小さい時からプラモデルなどを作るのが好きだったので手に職をつけて何か物作りをしたいと思い工業高校に行こうと思いました。もちろん工業高校に行って卒業後は就職をするつもりでしたので無事に工業高校に入学できました。
工業高校は、男子校だったので男子校ならではの楽しい三年間でしたが校則がめちゃくちゃ厳しかったのを今でもはっきりと覚えています。
卒業後就職するが誘惑に負ける・・・
手に職をつけたいと思って進学をした工業高校も無事に卒業でき就職先も決まり、工場で働くことになりました。工場で働くことになり手に職をつけて頑張るぞと思っていたのですが18歳の遊びたい盛り・・・・友達は専門学校などに進学し遊びの誘いが来るわけです・・・
もちろん最初のうちは断っていましたがそこは遊びたいさかり・・・段々と誘惑に負け遊びほうけてしまうわけです・・・そうなると段々と会社に行くのが嫌になり半年で退社となってしまいました・・・・今思えばなんて情けない奴なんだと言ってやりたいくらいです(笑)
このままではいけない!
会社を退社し遊ぶためにもお金が必要になってくるので警備員のアルバイトを始めることにしました。警備員のアルバイトし稼いだアルバイト代で遊ぶの繰り返しをしていましたがある時このままでいいのか・・・という思いが芽生えはじめました。
この先の将来、何がしたいのか?自問自答を繰り返しました。(もちろんその間も遊びほうけていましたが・・・笑)
建築がしたい!!!
父は私が小さい時から一人で建築設計事務所をしておりました。そのため建築図面などに触れる機会がありましたがこの建築業界には全く興味がありませんでした。
ぷらぷら遊びほうけている自分に将来、何がしたいのか?自問自答を繰り返している時期に小さい時にみた父の仕事風景を思い出し父の様になりたい!建築の仕事がしたい!!!と思う様になりました。
建築の仕事がしたくても当時、建築の事など右も左もわかりません・・・そこで建築の事を学んで将来はいつか父の様に独立してやってみたいと思い建築の事を学ぶために専門学校に行くことを決めました。
上には上がいる事を知る専門学校時代
昔から絵など書くのが好きでしたし小学生の時に何度も写生大会で入賞を取っていたので少し絵を書く事には自信がありました。
そのため建築の専門学校でもデッサンなどの授業もあり簡単簡単と思っていましたが・・・いざ課題を提出すると・・・再提出のオンパレード!!なぜ?・・・他のクラスメイトのデッサンはめちゃくちゃ上手い!!そう上には上がいるということを知ってしまうわけです。
絵に自信があっただけにめちゃくちゃショックでした・・・。でも建築を学ぶことがめちゃくちゃ楽しかった!!やっぱり建築が好きなんだな~と思いました笑。
専門学校での2年間、課題に追われ辛いこともありましたが本当に楽しく建築を学ぶ事ができとても充実した専門学校時代でした。特に卒業制作で図面・模型を1年間掛けて作ったことがとても記憶に残っています。
いざ建築の道へ!
専門学校を卒業し憧れた建築の道へ進むわけなんですが外でみる世界と中に入ってみる世界では全然違うわけなんですよ・・・。どんな世界もそうですが中に入ってみると思っていた華やかさはなく大変な世界・・・でもそんな中でも毎日がとても楽しく充実しやっぱり建築が好きなんだなと改めて思いました。
はじめて任された外壁塗装現場
父の下で働き始めてはじめて任された外壁塗装現場。外壁塗装はそれまでただ塗り替えて綺麗になればいいと思っていたのですが違ったわけです。そもそも綺麗になればいいという目的で外壁塗装を行うのではなく外部からの建物を守るというのが本来の目的であってその上で綺麗にするというのが外壁塗装の目的という事を初めてその時にしりました。
外壁塗装の目的を達成するために足場を建てる・高圧洗浄をする・下塗りを行うなどたくさんの工程がありその積み重ねがあって外壁塗装の目的に達成するという事を目の当たりにするととても楽しい工事内容だったのを今でも覚えています。
急遽訪れた独立の道
30歳を目の前にしてある時、父から「明日からは給料を出せないから独立するかよそで働くかして』と言われました。もちろんいつかは独立をと考えていましたがあまりにも急だったので目の前が真っ黒になってしまいました・・・。
さて一体どうするか・・・独立するか?他で働くか?数日めちゃくちゃ悩みました・・・。独立するといっても本当にやっていけるのだろうか・・・就職するにも雇ってもらえるのだろうか・・・この時期、ご飯も喉を通らないくらい悩みましたよ・・・
弟と二人で本当に悩んで悩んで悩んで悩みまくって考えて独立をしよう!二人でやっていこうと思い独立をすることになりました。
仕事が全くない暗黒時代・・・
いざ独立をしてみると・・・・「仕事が・・・・・ない』。そうです、これまで父から仕事が回ってきていたので黙っていても仕事があったのですが独立をすると全く仕事がないのです・・・。営業をするにもどうやって営業すればいいのか・・・わからず・・・。仕事が全くない暗黒時代が数か月続いていくわけです・・・・。あの数か月は本当に地獄でした笑。
救世主の登場!!
全く仕事がない時期が続く中である転機が起こります。その頃、「ホームページで情報を発信したら』という一言をある友人から頂きました。でもホームページなんか作ったこともなくましてどうやって作るのかもわかりません・・・仕事もないので時間はたくさんあったのでホームページからお問い合わせ来るならやってみよう!と思いホームページの作り方などを勉強しホームページが作れる様になりました!今ご覧いただいているホームページは自分たちで作った手作りのホームページです。
ホームページに住宅のトイレやお風呂などの情報を掲載しみてもらえればお問い合わせが来るだろうと思っていました・・・全く来ず・・・・ホームページで本当に仕事が来るのだろうか・・・半信半疑になっていましたが・・・
ついに来た!!初めてのお問い合わせ!
ホームページで住宅のリフォームに関する情報を公開しているとあるお客様からトイレリフォームのお問い合わせを頂きました。当時、住宅リフォーム業界ではトイレリフォーム〇〇万円や外壁塗装〇〇万円という広告が流行しており弊社でもトイレリフォーム〇〇万円という広告を展開しておりその広告をみたお客様から初めてお問い合わせを頂きました。初めてお問い合わせを頂いた時はめちゃくちゃ嬉しかったのを今でも覚えています。
トイレリフォームを辞め外壁塗装に専念
初めてホームページからトイレのリフォームのお問い合わせを頂いたお客様からご依頼を頂きその後しばらくは順調にトイレのリフォームをご希望されるお客様からお問い合わせを多くいただいておりましたがあるきっかけでトイレリフォームを辞め外壁塗装の情報だけをホームページに公開することにしました。
当時、トイレの交換のご依頼を頂いたお客様宅の工事をするときにはお部屋内に入らさせて頂くのでトイレの交換が終わるまで現場にずっといました。なぜそうするのかというと父が工事が始まると工事完了までずっと現場にいる姿をみてき当たり前の事だと思っていたのですが近くで外壁塗装を行っている現場がありふとみると足場の職人さんしかいない・・・
大きなお世話かもしれませんが担当の人がいないけどお家の方は不安にならないのかな・・・と思ってしまったわけなんですね・・・。お家の方にとっては足場の職人さんを信頼して外壁塗装の工事を依頼したわけではなく担当者を信頼して我が家の外壁塗装を依頼されたと思うとやっぱりきちんと毎日、自分の目で確認することが重要だなと感じてしまったわけです。
そんな出来事があってからずっと考えていたのですが外壁塗装に対して不安を持っている方が多いのではと思い色々調べてみると国民消費者センターには屋根工事や外壁塗装などの外装のリフォームに対する疑問などを相談されている方、全国に多数存在することを知り父の下で得た知識を正しく知ってもらい安心して外壁塗装を行ってほしいと思い外壁塗装専門のホームページを作ったわけなんです。
外壁塗装を建築設計事務所に依頼する方が増えてきた!
外壁塗装の情報をホームページに公開するにつれ外壁塗装に対する相談やお問い合わせが増えてきました。はじめは、建築設計事務所に外壁塗装の事を相談すること自体に抵抗がある方も多くおられましたが建築設計事務所って本来は、気軽にお家の事を相談できる場所だと私は思っています。
病気の事は専門の病院に相談、税金の事は税理士さんに相談みたいにお家の専門家である建築設計事務所に気軽に相談できる建築設計事務所でありたいと思って外壁塗装にも取り組んでいます。
終わりに
人に自慢できる様な経歴ではありませんが最後までお読み頂きありがとうございました。私にも家族がいます。妻と二人暮らしですが改めて家族って良いものです。その日にあった嬉しい事や悲しかった事など他愛もない話・・・家族の温かみってかけがえのないものだと思います。
だからこそ家族の温かみが溢れるお家を大事にされている方のお家をご一緒に守っていきたいという想いで外壁塗装を行っています。