3階建ての外壁塗装の費用相場と注意点を一級建築士事務所が解説

いつもご覧頂きありがとうございます。

このコーナーは兵庫県宝塚市・西宮市・川西市周辺ではじめて外壁塗装をお考えの方に外壁塗装・屋根塗装リフォームの情報を随時発信しています。

3階建ての外壁塗装の費用は結論を先に言うと3階建ての外壁塗装の相場費用は一般的な30坪で約100万円~150万円です。

最近多くなっているのが3階建てのお家が多くなっています。3階建てのお家が多くなっているのは限られた敷地に対して間取りを取るには限界があります。

その為、横に取るのではなく上に上にという発想が定着し3階建てのお家が多くなっています。3階建てのお家の外壁材でよく使用されているのがサイディングなどのパネル外壁が多く使用されています。もちろんお家を建てられてから10年位すると塗膜の耐久性が落ちてくるので3階建てでも外壁塗装が必要になっていきます。そこで今日は、3階建ての外壁塗装の費用や注意点を解説していきたいと思います。

目次

3階建て外壁塗装相場費用は?

3階建ての外壁塗装の相場費用は一般的な30坪で約100万円~150万円です。

3階建ての外壁塗装は2階建ての外壁塗装よりも1階分多くなっていますのでその分、外壁塗装をする面積や足場の高さも変わってくるため2階建ての外壁塗装の費用よりも高くなってしまいます。

項目 平均面積 相場単価 相場金額
足場費用 320㎡ 800円 256,000円
洗浄費用 200㎡ 150円 30,000円
外壁塗装費用 200㎡ 2400円 480,000円
付帯塗装補修等費用 250、000円
合計 1,016、000円

※税抜きでの平均価格 屋根塗装・外壁塗装は3回塗りの合計単価

3階建ての外壁塗装相場費用は外壁のみの塗装なら100~150万円、屋根も塗装する場合は120~180万円前後が3階建ての外壁塗装相場費用の目安です。外壁塗装は外壁を塗る費用だけでなく足場設置、洗浄、養生といった様々な工程の費用を合算した合計が外壁塗装に掛かる全ての工事価格になります。

3階建て外壁塗装の基本工程の相場費用一覧

塗装を除く基本の工程の単価相場です。

●足場設置

3階建て外壁塗装の平均価格:18~25万円

  • 単管足場:700~800円/㎡
  • 単管ブラケット足場:800~1000円/㎡
  • 枠組足場:1000~1500円/㎡
  • くさび式足場(ビケ足場):900~1200円/㎡

戸建住宅での足場の主流なのは組み立てやすい『くさび式足場」が多いです。

●高圧洗浄

屋根の洗浄

3階建ての平均価格:2~4万円

  • 高圧洗浄費用:150~200円/㎡

塗料が外壁に密着しやすいように、外壁表面の汚れを落とす作業です。

●下地調整

3階建ての外壁塗装も目地のコーキングを新しく

3階建ての平均価格:10~15万円

  • シーリング打ち替え600~800円/M
  • シーリング増し打ち600~700円/M

下地調整(下地補修)ではサイディングボード目地のシーリング(コーキング)やモルタル外壁表面のヒビ割れを補修し、鉄部の錆びをけれん作業で落とす作業を下地調整と言います下地調整は施工不良を起こさないためには欠かせない工事であり、見積もりに上記の工程が含まれていることを必ず確認しておきましょう。

●養生

3階建て 外壁 屋根塗装 費用

3階建ての平均価格:3万円

1㎡あたり300円

窓サッシや窓ガラス、エアコンの室外機や玄関ドア、庭木や車などをビニールシートやマスキングテープで保護する作業です。

3階建て外壁塗装で使用される塗料の施工相場費用一覧

神戸市の3階建て外壁塗装

外壁塗装の基本の工程はどの家でもほぼ共通していますが、使用する塗料はお住まいの外装材や劣化状態やお客様が使用したい塗料によってさまざまな塗料があります。外壁塗装用の塗料には

  1. アクリル
  2. ウレタン
  3. シリコン
  4. ラジカル
  5. フッ素

の順にグレードが存在します。そのほか、光触媒塗料や無機塗料など機能性が付与された塗料などがあり耐久性が高い塗料ほど価格も高くなりますので、各塗料の効果や相場値段をしっかり理解しておきましょう。

●アクリル塗料

耐用年数:約5年

施工費用相場:約1200~1800円/㎡

耐久性が低く耐用年数が短いため、新築時に使用されている場合が多くありましたが最近の戸建て住宅では外壁や屋根に使われることはなくなりました。

●ウレタン塗料

耐用年数:約8~10年

施工費用相場:約1800~2200円/㎡

あまり耐久性は高くありませんが、やや柔らかいため軽度のひび割れ(クラック)であれば塗膜が伸びて割れ目を塞ぐことから防水性に優れた塗料です。また鉄部の塗替えによく使用されています

●シリコン塗料

耐用年数:約10~15年

施工費用相場:約2200~2800円/㎡

耐久性が高く価格も高すぎないことから、現在戸建て住宅での外壁塗装に最も使われている塗料です。

●ラジカル塗料

耐用年数:約14~16年

施工費用相場:約3000~3500円/㎡

ラジカルという塗膜の劣化因子を抑制する最新塗料で、フッ素塗料よりも安くシリコン塗料よりも耐久性が高いことから注目されつつあり現在、外壁塗装に使用される塗料の主流になりつつあります。

●フッ素塗料

耐用年数:約15年

施工費用相場:約4200~4500円/㎡

最もハイグレードな樹脂を主成分とする塗料で、紫外線に強いため耐候性が高く10年以上の耐久年数を持つ塗料です。

●光触媒塗料

耐用年数:約18~20年

施工費用相場:約5000円/㎡

紫外線に反応して排気ガスなどの空気中の汚れを分解する力を持っており、雨で汚れが洗い流されるため外壁を常にきれいな状態にできる塗料とされています。

●無機塗料

耐用年数:約18年

施工費用相場:約5500円/㎡

紫外線で劣化しない無機質が配合された塗料です

●断熱・遮熱塗料

耐用年数:約7~10年

施工費用相場:約3800~4200円/㎡

断熱性能で暖かい空気を室内に留め、遮熱性能で熱い日差しを室内に入れないため一年通して過ごしやすく省エネ効果を持つ塗料と言われていますがひとそれぞれ感じる体感が違う為に効果に差が出ます

塗料の種類・比較・耐久性一覧

3階建て外壁塗装相場費用が変わる理由

3階建てだから外壁塗装の値段が全て同じという訳ではありません。建物の階数や色数などによって相場費用は変わってきますので相場値段が変わる理由をみていきましょう

お家の階数で変わる

外壁塗装は、外壁面を塗り替える為、坪数が同じだからといって2階建てのお家と3階建てのお家では外壁面が3階建てのお家の方が1階分多い為、3階建ての方が外壁塗装の相場費用が高くなってしまいます。例えば30坪のお家の場合、以下の様に外壁塗装面積が変わってきます。

階数 塗装面積 相場費用
平屋 85㎡~ 50万円~
2階建て 110㎡~ 80万円~
3階建て 150㎡~ 100万円~

階数が増える事によってその分、外壁面積が増えるので外壁塗装の相場費用は変わってきます。

建物の形状などで変わる

例えば同じ3階建てで坪数や階数が同じでも外壁面積が変わってくる場合があります。

・建物形状

・窓の数や大きさ

・間取り

・デザイン

・雨戸やシャッター雨戸などの数

など同じ3階建てでも上記の様な理由から外壁塗装面積が変わってくるため費用は変わります。

色数と調合によって変わる

外壁塗装をする際、アクセントに違う色を使用したいという方も多いと思います。その様な場合、追加費用が発生する場合があります。塗料は、缶数で発注をするため色数が増えればその分缶数が増えてしまいます。

またカタログ内の標準色以外の色の場合は、色によって調合という色を作る作業をメーカーが行う為、費用が発生する場合があります。

立地条件によって変わる

3階建ての外壁塗装の相場費用は立地条件によっても変わる場合があります。例えば同じ3階建てでも平地に建っている3階建てと斜面に建っている3階建てではお家の高さが変わってくるため塗り替える箇所が増える場合があります。また足場を組む際に車が入る事が困難などの場合は、近くに車を停め足場の材料を運ばなくてはいけませんのでその分費用が発生する場合があります。

お家の築年数によって変わる

お家を守る外壁は外部からの雨風・直射日光などの影響を常に受けています。そのため築年数が古いほどその影響は長くなり外壁材・屋根材や雨樋・破風など傷みや劣化症状が激しく出ている場合があります。外壁や屋根にひび割れや浮き雨樋やベランダ屋根の割れなど補修工事が必要な場合もあり築年数が古くなればなるほど補修費用が発生する可能性があります。

屋根の種類・勾配で変わる

宝塚市地域密着で外壁塗装を行っています

屋根塗装は、屋根の種類によっても変わってきます。屋根が『スレート屋根』・『モニエル瓦・セメント瓦』・『ガルバニウム鋼板』・『日本瓦』など屋根の種類によって塗装回数や使用する塗料が変わってきます。屋根の塗装は基本工程、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りですが洋瓦と言われる『モニエル瓦・セメント瓦』は洋瓦専用の塗料を使用しなくてはいけません。洋瓦専用の塗料はメーカー塗り替え数の指定がカタログなどに記載されており下塗り・上塗りの2回塗りとなっていますが『スレート屋根』などで使用される塗料よりも割高の費用になっています。

3階建ての外壁塗装リフォーム実際の塗り替え事例をみてみよう

3階建ての外壁塗装が実際どの様に塗り替えリフォームが進むんで行くのかを3階建ての外壁塗装の事例をみてみましょう

兵庫県Y様邸3階建て外壁塗装・屋根塗装・ベランダ防水リフォーム

~プロローグ~

外壁塗装と屋根の塗替え見積もりをお願いしたいと思います。

吉村建築設計からのご提案

今回ご相談を頂いた内容は、外壁塗装と屋根塗替え・ベランダ床防水のお見積りのご相談を頂きました。お家を建てられてから約15年ほど経ち、今回が初めての塗替えでした。外壁がサイディングという外壁材でしたので目地のコーキングの劣化などがみられると思いまた外壁の色褪せもあるだろうなと思い外壁診断を行わさせて頂きました。

~プロローグ1 サイディングの目地のひび割れ~

外壁材がサイディングという外壁材でお家の外壁が出来ている為、パネルとパネルの間にゴム状の線が必ず入っております。これを目地といいこの部分はコーキングという材料を打ってできています。新築時から約7.8年するとこの目地の部分もひび割れや剥がれ・口の開きなどの劣化症状が出てきます。この目地が劣化したからといってすぐに雨漏りが発生するのではないのですがいつまでもほっておくと雨漏りの原因になるので塗り替え時に新しく目地を打替えを行うのが一般的です。

~プロローグ2 外壁の色褪せ~

外壁診断を行わさせて頂くとご覧の様に手で触ると白い粉や色褪せが外壁にみられました。新築時から今まで外壁材をしっかり守ってくれていた塗膜が寿命に来ている証拠です。これからも外壁材を守っていく為には新たに塗替えを行う必要性があり塗り替え時期にきている事をお伝えさせて頂きました。

施工場所 兵庫県西宮市
リフォーム内容 外壁塗装・屋根塗装・ベランダ床防水
外壁:上H19-90B 下H15-30B

屋根:Jブラック

樋:HN-20 水切り:HNー20

使用塗料 外壁:ラジカルシリコン塗料 プレミアムシリコン SK化研

屋根:ラジカルシリコン塗料 パーフェクトベスト

日本ペイント

塗り面積 外壁:210㎡ 屋根:50㎡
費用 ¥1,500,000

施工前

足場の設置

初日は、まずは足場を設置します。外壁塗装は高い所も塗り替えを行うので足場が必要になってきますまた設置完了までしっかりと立ち合い監理を行わさせて頂きます。この際、お車の必要性が出てきますのでお車を移動して頂く場合があります。

屋根や外壁の洗浄

足場の設置が完了すると次の日に屋根や外壁を洗浄していきます

サイディングパネルとサイディングパネルの間のコーキング打替え

サイディングとサイディングの間の目地を新しくコーキングを打ちます。

屋根の1回目の下塗り

屋根1回目の下塗りです中塗り・上塗りの塗料の密着性を高める為に下塗りを行います

屋根の中塗りと上塗り

屋根の下塗りが終わると中塗り・上塗りを行います

外壁塗装1回目の下塗り 密着性を高めるために

外壁塗装1回目の下塗りです。今回はサイディングという外壁材ですので透明の下塗り材を使用しています。透明の為わかりにくですが下塗り塗料を塗ると若干色が戻るので塗ったかどうかを判断する事ができます

外壁塗装2回目の中塗り

外壁塗装2回目の中塗りです。ここから選んで頂いた色で塗替えを行います

外壁塗装3回目の仕上げ塗装

外壁塗装3回目の仕上げ塗装です。2回目の同じ色で塗り重ねることで色味が選んで頂いた色になります

雨樋やシャッター雨戸などの塗り替え

樋やシャッター雨戸のBOXなど付帯部と言われる部分も塗替えを行います。

ベランダ床防水

全ての塗り替えが完了すると一番最後にベランダの床に防水を施工します

足場撤去と最終検査

全ての塗り替えが終わると検査をしてから足場を解体します。この際も立ち合いを行い掃除をして完了です

施工前


施工後

西宮市の屋根外壁塗装施工事例一覧へ

兵庫県全域の屋根外壁塗装施工事例一覧へ

3階建ての外壁塗装相場の費用を抑えるために屋根塗装を一緒にすると足場代削減

3階建ての外壁塗装を行おうと思った時におそらく外壁の色褪せやチョーキング現象(外壁を手で触ると白い粉が付く症状)などの劣化症状がみられたからなどの理由で外壁の塗り替えを検討されたのではないでしょうか?築10年ぐらいすると外壁塗装の時期と言われていますがその時期になると傷んでいるのは外壁だけでなく屋根も色褪せなどの劣化症状が発生してきています。

屋根の塗り替えなら吉村建築設計へ

今回は外壁だけの塗り替えでいいかなと思って外壁塗装だけすると屋根塗装をする際にまた足場費用が発生してきます。そのため外壁屋根塗装を一緒にする事で足場費用が一回で済むためコストの削減になりまたお家全体のメンテナンス時期をそろえる事でメンテナンスを行いやすくなります。ちなみに30坪の屋根塗装だけをする場合の相場費用は以下の通りです。

使用塗料 3階建ての屋根塗装平均面積 3階建ての屋根塗装相場費用(屋根塗装のみ)
シリコン樹脂塗料 60~90㎡ ¥400,000~700,000

3階建ての外壁塗装は2階建てよりも費用が掛かる

3階建ての外壁塗装相場費用は2階建ての外壁塗装相場費用よりも高くなってしまいます。なぜ3階建ての外壁塗装は費用が掛かってくるのでしょう。理由をみていきましょう。

高さが変わるため外壁面積が変わる

三階建て 外壁塗装

3階建ての外壁塗装お家場合、2階建てよりも高さが1階分多くなっています。通常、2階建ての高さは屋根の軒先まで約6M位ですが3階建ての場合は、1階分高さが増える為、屋根の軒先まで約9M位になります。2階建てよりも高さが3M増える為に外壁の面積も増えます。1階分外壁面積が増えるという事は、外壁面積も2階建てよりも増えるという事になります。

足場の設置高さが変わる

3階建ての外壁塗装で必ず必要になってくる足場ですがこちらも2階建てよりも3階建ての方が1階分階数が高くなってしまうので足場の高さも増えてしまいます。足場は面積で費用を出すので2階建てのお家よりも3階建てのお家は1階分面積が増えるので足場設置費用も2階建てのお家よりも3階建てのお家は増えてしまいます。

継ぎ目などの修繕箇所が増える

3階建て外壁塗装をする場合の多くは、外壁材にサイディングと言われるパネル素材の外壁を使用している場合が多くあります。サイディングなどのパネル素材の特徴である継ぎ目には目地というゴム状の線が必ず入っています。このゴム状の線の事をコーキングまたシールといいます。

2階建てのお家の外壁材でもこのサイディングという外壁材は使用されていますが同じ様に継ぎ目の目地と言われるゴム状の線が必ず入っています。3階建ての外壁塗装の際は、この目地部分も新しくコーキング材を打替えまたは増し打ちをしていきます。

3階建ての外壁塗装の場合、外壁にサイディングなどのパネル素材を外壁に使用している場合もこの目地と言われるゴム状の線(コーキングまたはシール)を剥がしてから新しく打ち替えをしますが2階建てのお家よりも階数が1階分多い為、継ぎ目の目地の長さも2階建てよりも長くなり増えてしまいます。

3階建ての外壁塗装をする際の注意点

3階建てのお家の外壁塗装をされる際には注意することがあります。

『3階建ての外壁塗装をする際には、お隣さんとの空きが重要!』になってきます。

3階建てのお家は、限られた敷地に対して2階建てでは間取りが取れない為に上に上にという発想で3階建てになっています。またお部屋の広さをできるだけ広く広くという発想から敷地いっぱいいっぱいにお家が建てられている場合が多いです。その為、お隣さんのお家と接近している場合が多くなっています。

お隣さんのお家との空き寸法がほとんどない場合、塗装工事ができないという事が起こってきます。

お隣さんのお家との空き寸法がほとんどない場合、なぜ塗り替えができないのか?

まず、空き寸法がほとんどないという事は人間の体が入りません、また入ったとしても横向きで進んで行くしかできません。その為、足場を設置する為には単管を一本一本建てて行くために材料を運びますが空き寸法がほとんどない場合、材料を運ぶことができません。また運ぶことができたとして足場を建ててしまうとよりいっそう体が入らなくなってしまうという事がおこります。

また、3階建ての外壁塗装をする際にも塗料を運ぶことができない、ビニールシートなどで養生ができないなど体が常にお隣さんの外壁などに当たる為にキレイに外壁塗装ができないやお隣さんの外壁に傷をつけてしまうという事も起こってきます。

その為、3階建てのお家の塗装工事は、お隣さんとの空き寸法がとても重要になってきます。

お隣さんのお家との空き寸法が40cm以下の場合は、側面や後面が塗装できない可能性が高いので一度、確認してみてくださいね。

但し、一概に40cm以下だからできないというわけではないので判断ができない場合は、専門家に相談をしてみてくださいね。

3階建ての外壁塗装を適正値段でするために

3階建ての外壁塗装をする時に相場値段で適正にするためにはポイントを抑えて適正な金額で外壁塗装をしましょう。

優良業者を選ぶ

国民消費者センターに寄せられる相談内容で一番多いのが外壁屋根塗装リフォームと言われています。

相談が2019年度は5,549件も寄せられています

※国民消費者センター参照

外壁塗装はお家の外壁を塗り替えるためにお家の廻りを足場を建てシートで覆われてしまいます。そのため手抜き工事をしても外部からは全くわからないため不安になって国民消費者センターに相談される方が多くおられます。

外壁屋根塗装中、誰が工程を検査してくれるのかなど工事中の体制がしっかりとしていない業者に外壁屋根塗装を依頼すると高額な金額で雑な工事をされる可能性があります。

三階建てのわが家の外壁塗装で被害にあわない為にも

・外壁屋根塗装中、工事の体制がしっかりとしているところ(例えば検査は塗る職人と別の人が工事監理をするなど)

・施工技術が高い

・地域密着で工事をしている

・悩みや要望を真摯に聞いてくれる

・有資格者が会社に在籍している

・塗料・工法などのメリットとデメリットを説明してくれる

といった業者を選ぶ様にしましょう。

格安の外壁屋根塗装に手を出さない

3階建て外壁塗装の費用相場は『約100万円~150万円』ほどが相場価格です。なるべく安く外壁塗装を行いたいというお気持ちよくわかりますが30坪の外壁塗装費用相場よりも安い場合は何かしら手抜き工事などをしないと3階建ての外壁塗装の費用は下がる事はありません。安いからといってわが家の外壁塗装・・・せっかくキレイにメンテナンスをと思ってしても手抜き工事をされてしまったら一体何のために外壁塗装をしたのかわからなくなってしまいます。ですので3階建ての外壁塗装費用相場よりも安い場合は手を出さない様にしましょう。

3階建ての外壁塗装こんな症状があれば塗り替えのタイミング

外壁塗装をする場合、一般的には築10年ぐらいと言われていますが実際、3階建ての外壁塗装をされた方の多くは築10~20年の間にされる方が多く最も多い築年数は築15年~20年のお家にお住まいの方が多いです。

3階建てのお家の外壁によく使用されている『窯業系サイディングボード』はセメントで出来ているため防水機能がサイディングボード自体にはなく塗装ををする事で防水機能を持たせています。そのため以下の様な劣化症状が外壁に現れていると30坪のお家の場合は外壁塗装の時期にきています。

外壁を手で触ると粉が付く(チョーキング現象)

外壁を手で触ると白い粉が付く場合は塗替えの時期です

外壁材を手で触ると粉や外壁の色などが付く症状をチョーキング現象といいます。この症状が発生すると外壁材を守っている塗料の寿命が来ており外壁材の耐水性が低下してきているので早期の外壁塗装が必要になります。

外壁屋根の色あせ

先程のチョーキング現象と同時に起こっている場合が多いのが外壁の色あせです。外壁の色あせが発生する原因は直射日光や紫外線の影響で色あせが発生し外壁に服などが当たると色が付いたりします。色あせも塗料側から寿命ですよというサインになっているので早めに外壁塗装をする必要性があります。また色あせは外壁だけに起こるのではなく屋根にも同じ症状が発生します。

屋根の下塗りを行いました

外壁塗膜の膨れ

外壁に使用されている塗料が水膨れ状に膨れている場合は外壁材と塗料の間に水分を含んでいるので早期の外壁塗装が必要になってきます。塗料が水膨れ状に膨れる原因は施工不良やどこかしらから水分が廻り外壁材と塗料の間に廻ってしまっており外壁材の耐水性の低下に影響を及ぼす場合があります。

屋根のひび割れ

 

屋根にひび割れや割れ・漆喰の欠落など劣化症状が発生します。屋根のひび割れなどの原因は鳥が物を落として割れてしまう・台風の影響・経年劣化で漆喰が剥がれているなどが原因です。

目地の剥がれ・ひび割れ

目地シールのひび割れ

外壁材がサイディング外壁やALCなどパネルの外壁材の特徴である目地のシーリングまたはコーキングと言われている部分が剥がれやひび割れ・口の開き・青いビニールシート状のがみえているなどの劣化症状が発生している場合は水分の侵入口になってしまうので早めの修繕をし外壁塗装が必要な時期になっています。目地のシーリングやコーキングと言われている部分の口の開きや落下・青いビニールシート状みえているなどの劣化症状が起こる原因は長年の直性日光や紫外線の影響で劣化症状が発生してくるのが原因です。

コケの付着

外壁にコケが付着

外壁材にコケが付着する原因は湿気が籠りやすい場所であるためにコケが付着します。コケが付着するという事は水分を外壁材が含みやすい環境となっているので早めに外壁材の保護を行ってあげる事をおススメします。

上記の様な症状が外壁屋根材に発生していると築10年前でも外壁屋根材に水分が含んでいる可能性などがありますので一度わが家の外壁屋根をチェックしてみてください。また症状が激しく出ている場合は外壁屋根塗装では修繕できない場合もありその場合は外壁屋根の貼り替えなど外壁屋根塗装よりも費用が掛かってくる場合があります。そうならない為に早期にわが家の外壁屋根塗装をする事がベストです。

まとめ

3階建ての外壁塗装の相場費用は一般的な30坪で約100万円~150万円です。3階建ての外壁塗装は2階建ての外壁塗装よりも1階分多くなっていますのでその分、外壁塗装をする面積や足場の高さも変わってくるため2階建ての外壁塗装の費用よりも高くなってしまいます。費用が高くなってしまうので適切3階建ての外壁塗装をするために優良業者をしっかりと見極めてから外壁塗装を行いましょう。またその際には屋根塗装も一緒にすると費用面もお得です。

私たち吉村建築設計事務所の外壁塗装・屋根塗装リフォームは

丁寧に外壁屋根塗装工事をするために!数件同時着工は致しておりません

宝塚市地域密着で外壁塗装を行っています2,3件同時に外壁屋根塗装リフォームをするとお客様のお家に集中して取り組む事ができません。私たちはお客様のお家の塗装リフォームを丁寧に集中して取り組みたいので数件同時着工の外壁屋根塗装工事は致しておりません。

塗装工事が始まると一級塗装技能士の資格を持つ職人と私、吉村隆正が毎日現場にお伺い致します

西宮市で外壁塗装なら吉村建築設計へ一級塗装技能士資格を持った職人が外壁屋根塗装リフォーム開始から完了まで同じ職人が外壁・屋根などの塗装を行います。途中で作業する職人が変わる事は御座いません。また私、吉村隆正が毎日現場にお伺いさせて頂き外壁屋根塗装中の工程検査を行います。

私たち吉村建築設計が大切に守り続けている事

私達、吉村建築設計の外壁屋根塗装工事では『守り続け大切にしている事』があります。それは、この建築業界に入った時から父の仕事をずっとみてきていました。父は、工事が始まると毎日、現場に行き必ず自分の目で工事の状況や職人さんの監理、適切に工事が行われているかのチェックなどを必ず毎日、現場に行き確認していました。

そして、依頼をされたお客様は、きちんとチェックをしてみてくれているという事が何よりも安心できたというお声をお聞きさせて頂いた事があります。その父の姿をみて多くの事を学びました。

思い出いっぱい詰まったお家、そしてこれからもたくさんの思い出が増えていく大切なお家その大切なお家を長く持たせる為に外壁や屋根を塗り替えてキレイにしょうと思って検討した外壁塗装リフォーム。

どうして不安になりながらリフォームしないといけないのでしょうか!誰もが安心してリフォームしたいはずです!安心して宝塚市の地域の皆さんが外壁塗装リフォームをし大切なお家を長持ちさせる為に私達は『毎日現場に行きしっかりと専門家の立場から検査』を父から教えられた事を大切に守り続けています。

兵庫県宝塚市で外壁塗装リフォーム