ここでは、外壁塗装・屋根塗装リフォーム時の初回現場調査の疑問点を解説致します。
現場調査とは、いったいどういった事をするのか?それは、建物の大きさや現在のお家の屋根や外壁などの
状態などを調査します。この調査を元にお見積書を作成します。
ここでは、例題を元によくある疑問点を解説致します。
例題1)外壁塗装のお見積もりを依頼しまずは、現場を拝見させてくださいというので現場を
見て頂いたのですが建物を実測もなく外回りを観て廻るだけで短時間で帰って行き
後日、見積書を提出して頂きましたが・・・・。
この場合、みなさんは、どう思われましたか?建物の実測もせず、見積書が出てくる・・・・
不思議ですよね・・・。
まず、実測もしないで正確な塗面積がでるはずもありません。だいたいの目安で面積を出している
いるのでこの様な業者さんは、注意が必要です。
現場調査で行う事は、スケールを持って一面一面しっかりと寸法を取り、建物の写真も何十枚もとります。
また、その際、簡易な平面図を書いていきながら外壁にクラックがないかなどをチェックしていきます。
しっかりとした現場調査を行うと通常、30分~1時間位は、掛かってしまうのが普通です。
例題2)お見積もりをお願いし現場調査をして頂きましたが外壁は、観て頂いたのですが屋根には登らず
後日、見積書を頂きましたが屋根に登らないで見積もりできるのでしょうか?
この場合、どう思われましたか?屋根に登ってないのだから見積もりできるはずないよ~・・・
正解は、登らなくても見積もりは、できます。屋根は、屋根の素材、屋根勾配と屋根の寸法が分かれば
見積もりできます。では、屋根の現在の状態を確認しないといけないのでは?と思われる方多いと思います。
実際、屋根の現在の状態を確認する事は、大事な事です。しかしあまり屋根に登らすのは控えた方がいいです。
それは、みえない部分なので悪徳な業者の場合、屋根に登って瓦やカラーベストを割り、
『数枚割れていました、すぐに処置をしないと大変な事になりますよ』
『割れているので塗替えでは無理なので屋根を葺き替えないといけません』などという業者もいます。
ですので極力、屋根に登らすのは、控えた方がいいです。
では、屋根の状態を確認するには、どうしたらいいのか?それは、高所カメラなどを使用して
確認する事もできますし下屋や離れて屋根を観る事でも確認できます。またお家を建てられてから
一回目の塗替えの場合、ほぼ塗替えだけで大丈夫な場合がほとんどです。
例題3)現場調査時に外壁診断士、窯業系サイディング診断士、雨漏り診断士などを持っている方がき
ましたがどういった資格なのでしょうか?
この資格を大々的に宣伝している会社さんをよくみます、一言でいうと国家資格ではありません。
どの資格も民間の資格です。資格も大事ですが一番大事な事は、お家の構造をしっかりと理解している
事が一番大事な事です。営業マンの中には、お家の構造が理解していない営業マンもいますので
注意が必要です。
1・外壁塗装・屋根塗装リフォーム時の初回現場調査でよくある疑問点
コメント