外壁塗装とインターネットで検索するとたくさんのホームページが出てきます。
たくさんのホームページがある中で各業者さんによっていっている事が違い、一体どれが正しくて
間違っているのか?わからなくなったことありませんか?このページでは、よくホームページなどで
記載されている内容をご説明しているページです。
まず、よくみる言葉、『自社施工だから安心』『100%自社施工』『相見積は3社以上から』
この言葉をよくみると思います。この情報は、本当なのでしょうか?
実は、間違った常識なんです!!なぜか?それでは、御説明致しますね。
①30年持つ塗料は、存在しない!
お客様からよく『30年持つ塗料があるってきいたんだけど・・・本当?』というご質問をよく頂きます。
30年持つ塗料・・・本当にあるのでしょうか?結論から先に言うと、その様な塗料はありません!
そもそも、30年も持つ塗料があるなら、みんなその塗料で塗り替えをおススメしますよね。
また、外壁塗装は、10年位で一回塗り替えないといけないといわれています。
本当に30年持つ塗料があるならば、この塗料を使用して塗り替えたら次回の塗替えは30年後・・・
その間に、お家の他の部分が傷んでくるので意味がありません。
できるだけ次回の塗替えを伸ばしたお気持ちは、わかります!しかし30年持つ塗料など存在しないので
ご注意くださいね。
②オリジナル塗料など存在しない
『うち独自の塗料ですのお安くできます!』『オリジナルの塗料なので塗料の質はいいですよ』など
訪問販売系や営業マンがよくいう営業手口です。オリジナル塗料・・・・本当に存在するのでしょうか?
オリジナル塗料を開発するという事は、大きな工場があり常に塗料の性質を研究しそれなりに知名度があると
いう事・・・・。しかしその業者さんだけしか知らない塗料・・・・おかしいと思いませんか?
実は、オリジナル塗料というのは、存在しません。大手塗料メーカーの一斗缶などにシールを貼っただけや
中身を移し替えただけなどしているだけです。最近では、遮熱塗料にもオリジナル塗料と言って他社と
違いを出している所もあるのでご注意してくださいね。
②見積もりは、最低3つは取る事
インターネットなどで各注意事項に必ず載っているのがこの項目です。
一見、そうだよね~って思いますが、しかしよく考えてみてください。このアドバイスの通りに
見積書があなたの元に届いたとします。3つの見積書をみて使用する塗料の種類、メーカーなどバラバラ
で単価もバラバラ・・・一体どれをみて判断しますか?金額だけをみて判断しますか?
使用する塗料のランクが低ければ金額が安くなるのは当たり前です。塗料のページでもご説明させて頂きましたが
材料の質を落しているので金額が安くなりますがこれでは、塗替えをする意味がありません。
使用する塗料も同じ、仕様も同じにしなければ見積もりを3つとる意味がありません。
使用する塗料などがバラバラの状態では、初めから判断する基準が無いのと同じです。
③自社施工だから安心
『自社施工だから安心』『100%自社施工』という言葉を聞いたりみたりすると思います。
本当に自社施工だから安心なのでしょうか?
国民生活相談センター相談されるリフォームは、外壁塗装が一番多い相談内容です。
なぜ外壁塗装が一番多いのか?それは、外壁塗装は、不透明な部分が多く終わってみなければ
わからない部分があるのが事実です。この不透明な部分がわからず『これは正しい工法ですか?』と
職人に聞いても『これは、こういうものですので大丈夫です』と不安なままどこにも相談できず・・・
工事終了。
なぜこんな不安が起こったのでしょうか?
それは、工事中のチェック・完了後のチェックが全くないからです。
自社施工の場合、塗る職人も自社・監理する人も自社・あるいは、その現場の塗る職人が監理もする。
自社で受けた工事を自社の職人で監理する人も同じ自社・・・・
自社の社員なのでかわいさあまってチェックが甘くなったり、また塗った職人がチェックをすると
みえない屋根などの部分は、『まっいいか!みえないし・・・』などチェックがいい加減になる可能性も
あります。塗ったのは、その職人ですからチェックが甘くなるの当たり前です。また自社施工会社でも
会社ですので利益が必ず発生します。利益優先で工程を抜いて手抜き工事をしても自社の人間ばかり
なので黙っていればわからないなども起こる可能性があります。
優良な自社施工会社さんもたくさんありますが『自社施工だから安心』『100%自社施工』という
言葉は、宣伝の為に過剰に言っているだけです。