お家の外装塗り替えは塗料選びよりも先に重要な事があります
いつもご覧頂きありがとうございます。
今週は、どうやらお天気が悪いみたいですね・・・・季節の変わり目でお天気が悪くなる、季節が動いている
証拠ですね。
さて、本日は、戸建ての屋根や外壁を塗り替えをする場合、どの塗料で塗り替えるか?
塗料選択も重要な事になってきます。お家それぞれによって適している塗料が違ってくるので
判断をしなければいけませんが最近多くの業者さんがおススメする遮断熱効果のある塗料について
今日は、解説させていただきますね。
まず誰もが気になる効果ですが実際本当に効果があるのか?これは気になりますよね~。
特殊塗料は、単価も高くなってしまいますが高い塗料で塗り替えて効果が全くなかったらショックですよね。
値段にあった効果が期待できるのか?一言で答えを言うと値段にあった効果を期待するとそれほどでもという
答えになると思います。
私達、建築屋からみると遮熱断熱に一番影響があるのは窓です。この窓からの影響が髙く
窓をペアガラスなどにその上で遮熱断熱効果のあるガイナやアステック、サーモアイなどの特殊塗料を
使用する、全ての条件が初めて揃って効果があります。
また、室内の天井が屋根の勾配と同じ様になっている勾配天井の場合は、この天井の場合の多くが
屋根に天窓という明り取り窓が設置されている場合があります。部屋の中が夏場暑くなるのはこの
天窓の影響も高くあります。先程の窓と同じで部屋の中が暑くなる原因の一番は窓からの直射日光が
一番の大きな原因です。ですので遮熱断熱などの特殊塗料を塗る前に窓にカーテンやペアガラスなどを
してあげる事の方が効果がある場合があります。
あと、耐久性の面からは、塗料の耐久性だけを延しても全く意味がありません。
塗料の耐久性も重要になってきますがその前に塗料を塗る下地、屋根や外壁がその塗料を塗っても
耐久性が次の塗り替えまで大丈夫なのかを判断しなくてはいけません。
塗料だけ耐久性を延してもその下地の部分がその間持たないなら高い塗料で塗り替えても
全く意味がありませんよね。なので住まいの塗替えは、塗料よりもまずはその塗料を塗る下の部分、
屋根や外壁がどの様になっているのか?今回塗り替えても下地の部分は大丈夫なのかを診断する事が
塗料よりも大事な事です。その上でお家に合った塗料を選定した上で耐久性や遮熱などを検討する事が
本来のお家の塗替えメンテナンスですが最近では多くの業者さんが塗料から入ってきます。
中でもガイナやアステックなどの特殊塗料ばかりをススメて来るところは、塗料から入ってきている
傾向が髙くありお家全体の事から判断していない傾向が髙くある為、優良業者さんとは言いにくい部分が
あります。まずは、塗替えで次回までお家が持つか?その上でお家に合った塗料はなにか?
次に耐久性をなるべく持たしたい、遮熱効果を、断熱効果をという順番で塗り替えの塗料を選定する事が
お家の塗替えでは重要ですのでこれから住まいの塗替えをと考えておられる方のご参考になればと思い
日々更新していますのでご参考にしてみてくださいね。
本日もご覧頂きありがとうございました。
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吉村隆正(よしむらたかまさ)
1976年生まれ 兵庫県芦屋市出身 高校卒業後建築専門学校を経て元事務所勤務後、弟と二人で独立。現在までにお家のリフォームや外壁塗装などを多数アドバイス・監理等を行い地域の方が安心して外壁塗装を行ってほしいという願いからネットで正しい情報を発信している